はらっぱ最新12月号 特集:『"子どもの権利”で教育はひらかれるか?』

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  • 2019.12.22 はらっぱ #はらっぱ

    はらっぱ2019年12月号 特集:『"子どもの権利”で教育はひらかれるか?』

特集:“子どもの権利”で教育はひらかれるか?

◆子どもの権利条約と日本の教育/荒牧重人

◆教育の今を語り、明日をひらく/前川喜平

◆子どもの声に向き合えてるか―「改革」下の大阪の現状から―/濱元伸彦

◆子どもの権利でつながろう/武田緑


   2019年8月25日、メインスピーカーに前川喜平さんを招き、子どもの権利条約採択30周年・日本批准25周年記念企画として、シンポジウム『子どもの権利で、つながろう~「教育」の今を語り、明日をひらく』を開催した。シンポジストは武田緑さん、コーディネーターには濱元伸彦さんを迎えた。当日は保育・教育・福祉の現場で子どもの権利の実現をめざして奮闘、格闘している方々が多数参加してくださり、議論の行方を見守った。今号は、まず荒牧重人さんに子どもの権利条約を基盤とする教育の展望を論じていただいた。そのうえで、当日の前川喜平さんのご講演内容と武田緑さんのご発言内容を報告するとともに、濱元伸彦さんには改めてご執筆願った。子どもの権利で教育はひらかれるか? この私たちの問いに、4者それぞれに応答していただいた。

 ある自治体が今秋実施した生活に関するアンケート調査(小中学生+15 ~18歳対象)で、「学校の授業は楽しくない」との回答が4割を超え、さらに「不安や悩み(複数回答)」の質問に「勉強」との答えがダントツ1位で49%。同時に実施された保護者対象の調査でも、子育ての不安や悩みの1位は「子どもの教育」だった。いじめ、不登校、教室の荒れ、成績、進路、かさむ教育費、多忙化……そして格差。

 この教育をめぐる現実をより良く変えていくには、どうすればいいのか? キーワードは“子どもの権利”だ。なぜなら教育は、いまを生きる子どもの権利として実現されることによって、はじめて意味を持つものとなるからだ。4者の問題提起を受けとめたい。 (田中文子)


小特集(54p)

気候変動問題に立ち上がった子ども・若者たち/チームはらっぱ

保育の根っこ(28p)

連載第3回乳児のあそび~葉っぱであそぼう/チームはらっぱ

子どもの現場から(34p)

高槻市富田地区「ひとりぼっちのいないまち」づくり/岡本工介

政策を読む(38p)

子どもの権利条約の行方/吉永省三

世界の子ども事情(42p)

ケニアの保護観察事務所での出会いから/石田みどり

教育は今(46p)

連載第3回多様な教育と出会いながら学んできたこと/武田 緑

日常のメディアを読み解く(50p)

連載第2回「消費税は10%になった日」のニュース番組/西村寿子

書評(60p)

クリッピングジャーナル(62p)

編集室(64P)

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