子ども差別、体罰、虐待など子どもの人権が侵害される厳しい状況が続いています。私たちは子どもの人権保障に取り組み、反差別、反戦・平和、子どもとおとなのパートナーシップ社会の実現にむけて活動する公益社団法人です。子ども差別、体罰、虐待など子どもの人権が侵害される厳しい状況が続いています。私たちは子どもの人権保障に取り組み、反差別、反戦・平和、子どもとおとなのパートナーシップ社会の実現にむけて活動する公益社団法人です。

お知らせNews

  • 2021.04.01 お知らせ #事務局 #PICKUP

    新年度がスタートしました

昨年度も多大なご協力をいただき、ありがとうございました。

 

子ども情報研究センターは、

この1年を事業計画の「はじめに」に記した次の方向性で進めて参ります。

2021年度も、ご参加ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 

公益社団法人子ども情報研究センター2021年度事業計画

 

はじめに

 

 1977年7月、「乳幼児発達研究所」としてスタートして44年が過ぎました。設立30年を記念して編集した、『子どもの権利擁護と市民の役割―格差社会からつながる社会へ』(はらっぱ叢書4 明石書店 2007年3月3日発行)のはじめに、「センターの活動は、格差社会の中で私たちはどのように生きるべきなのかという根源的な問いへのひとつの答えを提供していると私たちは考えています。そのキーワードは『つながり』です。」中略。「『つながり』の意味を多くの人たちに知っていただきたい」「センターの活動を日本各地の人に知っていただきたい」「子どもの人権を守る活動に参加することの喜びや幸せを多くの人に知ってほしい」とあります。

 昨年、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)というパンデミックに直面し、まさにこの「つながり」が失われていく中、各事業は活動を中止せざるを得ない時期においても、どうしたら活動が実施できるかを考え続けました。全国一斉休校、緊急事態宣言の期間も保育所は開設し、相談事業は実施しました。つどいの広場事業は通所の広場は休止しましたが、相談事業は実施。また、保育担い手派遣も数はぐんと減りましたが、依頼を受け続けました。子どもの保育、子ども相談、子どもの居場所を開き続け、子どもと出会い、子どもとともに生きることが子ども情報研究センターであると確認した1年でした。そこで、2021年度は次のとおり、各事業に取り組みたいと考えます。

 

 2021年度は、このようなコロナ禍の状況を踏まえ、新型コロナウイルス感染症が子どもたちの心と体にどんな影響を与えているのか、子どもの声に耳を傾け、子どもといっしょに考え、行動する姿勢ですべての事業に取り組みたいと思います。国連子どもの権利委員会が2020年4月8日に、「新型コロナ感染症(COVID-19)に関する声明」を出しています。コロナ禍だからこそ、すべての子どもの権利が制限されることがあってはならない、どんな時でも子どもの権利を大切にしなければならないと警鐘を鳴らしているのです。

 パンデミックや災害が起きると特に日本社会は、子どものことが後回しにされます。子どもは事情を説明されることなく、当然意見を聴かれることなく、もっぱら保護の対象となります。私たちは、新型コロナウイルスに関する情報を得て、子どもと共有し、子どもとともに今起きていることを話しあい、具体的な方策の決定に子どもが参加できるよう行動します。そして、このような、子ども参加の重要性を社会に伝える1年としたいと考えます。

 

 「子どもの権利及び保育・教育に関する研究」が9つの研究部会で始まります。子ども情報研究センターは、国内外における子どもの人権・反差別・平和を軸とした就学前保育教育の実践を交流、議論し、その理論的整理をめざそうと設立されました。2021年度は、研究を大きな柱と位置付けます。

 

 2021年6月に開催予定の定時会員総会では、「倫理綱領(案」)についてご審議いただく予定です。子ども情報研究センターには、法人運営における決まりを定めた「定款」、法人の設立の際に目的や事業組織の概要を記した「設立趣意書」があります。この2つが法人の拠り所です。2020年6月の総会では、組織のガバナンス、コンプライアンスの確立をめざした定款変更について承認いただきました。変更点は、目的と事業の明確化、役員の職務権限の明確化、委員会の追加、事務局の追加、そして、倫理綱領の追加でした。定款6条(倫理綱領)では、以下のように規定しました。「この法人は、会員総会が別に定める倫理綱領の理念と規範に則り、事業を公正かつ適正に運営し、第3条に掲げる公益目的の達成と社会的信用の維持・向上に努めるものとする。」

 「倫理綱領」は、設立趣意書、定款を踏まえ、役員、職員、スタッフが活動するにあたり、常に心にとめておく精神的な支柱を記したものです。2021年は、「倫理綱領」を通して、まず私たちが、子どもの人権を守る活動に参加することの喜びや幸せを感じ、そしてそのことを多くの人に知ってもらうために、活動していきたいと思います。

 

公益社団法人子ども情報研究センター 役員一同

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