〈協働・自治〉の文化をつくる市民研究部会より

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  • 2024.03.08 研究部会 #PICKUP #研究部会

    〈協働・自治〉の文化をつくる市民研究部会より

2021年10月10日に、
山下耕平さん(NPO法人フォロ副代表理事)をお呼びして、
「子どももおとなもシンドイのはなぜ?~不登校から考える~」を開催しました。
現在、講演録をアップしています。

この講演録の追記です。

*追記:この講演録を読んだ方から、不登校の歴史について語りながら、東京シューレ性暴力事件に触れられておらず、事件を「なかったこと」にしているのは二次加害だとのご指摘がありました。講演は3年以上前のことで、記憶が定かではありませんが、おそらくは「歴史」というには現在進行形の問題で、繊細な問題でもあり、かぎられた時間のなかで、事件に触れることができなかったのではないかと思います。しかし、読み返してみて、たしかに記述がないのは問題だと思いました。お詫びとともに、事件について簡略に記します。東京シューレが1998年~2001年にかけて長野県で実施していた「宿泊型フリースクール」において、当時10代だった女性が、成人男性のスタッフから繰り返し性暴力を受けていたことが、被害者が2016年に起こした裁判によって明らかとなりました。2019年に裁判は和解しましたが、事件の検証は済んでおらず、未解決の状況にあると言えます。また、裁判で訴えられてはいないものの、事件には全国不登校新聞社も関わりがありました。しかし、全国不登校新聞社は見解をおおやけにしていません。なお、筆者には、東京シューレでスタッフをし、その後、不登校新聞の編集長や理事をしていた経緯があることから、本件について考え続けていく責務があることを記しておきたく思います。(2024年2月26日 山下耕平)


※研究部会の活動報告「子どももおとなもシンドイのはなぜ?~不登校から考える~」山下耕平さん(PDF)はこの追記を書き加えたものとなっております。

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