堀 正嗣編著 定価(本体1,000円+税)
戦後、日本の幼児教育は保育所と幼稚園の二元体制をとってきた。 2006 年 10 月「認定こども園」がスタートし、規制緩和・自由化の流れで一元化が推し進められようとしている今、真の「保育一元化」はどうあるべきか、子ども情報研究センターが積み上げてきた理論と実践から就学前保育教育を問い直す。
■ゆりかごの歌を−はじめての赤ちゃん誕生まで− 岩沢 敦子 ■保育所乳児の精神発達の推移について 岩堂 美智子 ■「障害児」教育における別学と統合の論理 堀 正嗣 ■ピアジェ派幼児教育の問題点 中城 進
■保育所保育における性役割意識−アンケート調査から− 坂上 優子 ■からだ観再考−「体力主義」「蝕まれている論」批判− 天野 忠雄 ■保育所聖愛園における「障害児」共同保育の総括(84年度)枝本 信一郎 岩井 淑江
■大阪の保育の歩み(上) 山本 定子 ■人間と発達 中城 進 ■ 「保育」行革と地域からの保育運動 伊丹 太郎 ■保育所乳児のアタッチメント(愛着)形成について 山崎 智子 岩堂 美智子 ■乳児の仲間関係と保育 吉田 洋子 岩堂 美智子