子どもの声を聴いていますか?
子ども情報研究センターでは、「チャイルドライン」でさまざまな子どもの声を聴いている。
今日あったこと、ちょっと誰かに受け止めてもらいたいこと、困っていること、うれしいこと、悔しい気持ち、悲しい心、怒りの気持ち。電話の受け手がどんなおとなか気になる子、わざと傷つけて反応を確かめる子。はじめから心を閉ざしてる子。何も言わずに電話を切る子。じっと様子をうかがって何も言わない子。
でも、どんな電話も子どもが「かけてきた」からつながった。おとなはどうだろう?どんな子どもの声も受け止めているだろうか?
「子どもの権利条約」を子どもに伝え、子どもにもたくさんの権利があることを知らせる。
それはおとなの仕事。まずはおとなが知ってほしい。
どの子もたくさんの権利を持つかけがえのない大切な人だということを。
そして権利主体として生きることが、人として尊重される経験となり、やがて周りの人へのまなざしに変わることを。
この時代にたくさんの子どもがチャイルドラインに声を届けてくれているという事実を。
おとながあきらめるのはまだ早い。
理事 今橋千晶
チャイルドライン=18さいまでの子どもがかけるでんわ
☆チャイルドラインでは夏休み明けの期間、時間延長で開設しています。
8月22日(木)~9月4日(水)午後2時~午後11時(通常は午後4時~午後9時)
☆チャイルドラインの電話の受け手は、研修を受けた市民ボランティアです。
ボランティア活動に関心ある方は、子ども情報研究センターまでご連絡ください。
チャイルドラインOSAKA
https://kojoken.jp/soudan/childline.html
認定NPO法人チャイルドライン支援センター
https://childline.or.jp/