『はらっぱ』2025年12月号 特集:子どもの権利と地方自治をめぐる現状と課題~この30年を問い直す中から~

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  • 2025.12.19 はらっぱ #はらっぱ #PICKUP

    『はらっぱ』2025年12月号 特集:子どもの権利と地方自治をめぐる現状と課題~この30年を問い直す中から~

『はらっぱ』2025年12月号ができました!

特集:子どもの権利と地方自治をめぐる現状と課題~この30年を問い直す中から~

子どもの権利基盤型条例/救済制度を考える関西シンポジウム(2025年9月21日)報告

保護性と絡む福祉領域で子どもの権利を考える/森田明美

子どもの権利条例と学校自治の展望/喜多明人

31条「休息・遊び、文化的・芸術的生活への参加の権利」を念頭に/上杉孝實


 2025年9月21日、子ども情報研究センター・子どもの権利条約総合研究所主催「子どもの権利基盤型条例/救済制度を考える関西シンポジウム」を開催しました。子どもの権利条約批准から30年、子どもの権利の現状はどうなっているのか? 今後地方自治体でどのように取り組んでいけばよいのか? を考えたいとの企画。

 今号は、その午後の部、40年50年と長きにわたり取り組んでこられて現在も現役の3人の方の議論を報告します。●上杉孝實さん(京都大学名誉教授)専門は、社会教育・教育社会学。1995年川西市教育委員会が設置した「子どもの人権と教育」検討委員会会長として川西市子どもの人権オンブズパーソン設置に関与。現在、川西市における「子どもの権利条約を具体化する市民ネット」共同代表。●喜多明人さん(早稲田大学名誉教授)専門は、学校教育・教育法学。子どもの権利条約総合研究所顧問(前代表)。川崎市、目黒区、長野県、武蔵野市ほかで子どもの権利条例づくりに参画。現在、小金井市子ども子育て会議委員、教育点検評価会議委員。毎年、子どもの権利条約ネットワーク代表として「子どもの権利条約フォーラム」を呼びかけて開催。●森田明美さん(東洋大学名誉教授)専門は、子どもと家族の福祉。子どもの権利条約総合研究所顧問。1990年から八千代市、船橋市、世田谷区、西東京市、豊島区、飯野市、和光市などで、子どもの権利の視点から、子ども・子育て支援の計画づくり、調査に関わる。近年では世田谷区はじめ各地の条例・施策づくりに関わる。●進行は吉永省三さん(千里金蘭大学名誉教授)専門は、教育学。子どもの権利条約総合研究所顧問。現在、泉南市子どもの権利救済委員会代表委員。
4人を合せると300歳越え。一言一言に含蓄深し。

(田中文子)

 

保育の根っこ(30p)

地域における保育園の役割②/蕨川晴之



子どもの現場から(34p)

「万博校外学習を心配する親子の会」の活動を振り返って/鈴木啓史



政策を読む(40p)

聖域化された防衛予算をウォッチする/好野祐司



教育は、今(44p)

通級で出会った子どもたち

~クラスとつながる通級をめざして~②/田中千晶



日常のメディアを読み解く(48p)

連載第26回娯楽番組が提示する“いま”

~ドラマ『対岸の家事 これが、私の生きる道!』/西村寿子



政治の原則は“こどもをまもる”(52p)

連載第22回 児童福祉法の精神/安冨 歩



書評(58p)



情報BOX~子ども・若者をめぐる動き(60p)



編集室(62p)

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